お供えに関するQ&A
Q ペットちゃんの供養にはどんなスタイルがあるの?
A 最近ではペットちゃんと一緒に入れる墓地も増えて来ましたが、まだまだ少ないのが実情です。
一緒に入れたら安心感がありますが、既にある霊園のルールや宗教上の問題、他のご親族のお考えもあり、スムーズにはいかないこともあります。
その場合は以下の方法があります。
・単独納骨⇒霊園の納骨堂や墓地に単独納骨する方法です。あとから一緒に入れる墓地が見つかった際に、返骨してくれるところもありますので要チェックですね。
・合同納骨⇒合同の納骨堂や合同の墓地に納骨する方法です。返骨に対応していない為将来の考えによっては注意が必要ですが、いつでもお参り可能です。
・散骨する⇒業者さんに依頼し、お骨を粉砕したものを決められた山や海に散骨します。霊園に散骨する場所を設けているペット霊園もあります。
自然に返してあげたいというご意思のある方に適しています。
・埋骨⇒樹木葬等もそうですが、御骨を粉砕して土に埋葬する方法です。自然に返したい思いのある方に適しておりますし、自宅の庭であれば慣れ親しんだ土地に返るという意味で安心感があります。マンション等で庭がない場合や、自治体によっては制限をもうけている場合があるので要確認です。
・手元供養⇒御骨を安置する場所を探して、ご供養することです。何より身近に感じられることがメリットです。
お部屋にしっかりとしたお仏壇を飾るスペースが無い場合やお部屋のイメージと合わない場合は気軽なステージ型、家具に合うミニ仏壇などでメモリアルコーナーを設置してそちらに安置されても良いかと思います。
その場合の仏具はまずは三具足(花立、香炉、火立て)を、可能ならおりんや仏飯器、ゆのみ、もあると良いですね。
色んなスタイルのあるペットちゃんの供養ですが、その時の生活スタイルや心情に合わせよく話し合ってお決めになって下さいね。
Q お悔みの文章にNGワードってあるの?
A 心を込めた文章だということが一番大切だと思うのですが、幾つか避けたほうが良いと言われているNGワードがあるので書いてみますね。
・重ね言葉→「ますます」「色々」「くれぐれも」などの繰り返す言葉
・繰り返してしまうと連想する言葉→「これからも」「引き続き」「また」
・不吉な言葉→「消える」「大変なことになる」
・神式では仏教用語は使いません→「ご冥福」「供養」「成仏」
・遺族の負担になる言葉→「泣いていては故人が悲しむ」「頑張って」